おすすめの使い方:都市計画やランドスケープは“図面”で本当に伝わっていますか?──空間をそのままWebで共有するという新しい可視化
2026.05.11都市計画やランドスケープ、そしてBIMに関わる設計は、本質的に「空間そのもの」を扱う領域です。建築単体ではなく、街区、動線、緑地、地形、インフラなど、複数の要素が関係し合うことで成立しています。
しかし実務でも教育でも、その多くは依然として図面・平面図・断面図・レンダリング画像によって説明されています。
もちろんそれらは重要な表現手段ですが、「空間を理解する」という目的に対しては、必ずしも十分とは言えない場面があります。
特に都市計画やランドスケープでは、「全体と部分を行き来しながら理解すること」が不可欠です。しかし2D資料では、その往復がどうしても制限されてしまいます。
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都市計画・ランドスケープの本質は“関係性”にある
都市やランドスケープの設計で重要なのは、単体の建築物ではなく、それらの「関係性」です。
例えば、
- 建物と道路の関係
- 人の動線と広場の配置
- 緑地と視線の抜け
- 高低差による空間分断と接続
- スケールの異なる空間の連続性
これらは一枚の図面では把握しきれず、複数の視点を行き来しながら理解する必要があります。
つまり都市設計とは、本来「立体的で、動的な情報構造」を扱う分野です。
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それでも“図面と静止レンダリング”が中心である理由
実務や教育の現場では、図面やパースが標準的な成果物として扱われています。
これは意思決定や共有の効率性という意味では合理的ですが、一方で「空間を体験として理解する」という側面は弱くなりがちです。
特に都市スケールになると、情報量が増えるほど「一枚の画像で説明すること」に限界が生まれます。
結果として、設計意図が十分に伝わらない、あるいはスケール感が誤解されるといった課題も起きやすくなります。
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Web上で“都市空間を歩く”という発想
だれでもショールームでは、都市模型やランドスケープモデル、BIM由来の空間データを3Dとして配置し、Web上でそのまま閲覧できる形にすることができます。
これは単なる3Dビューアではなく、「空間としての共有」を目的とした展示です。
閲覧者は視点を自由に動かしながら、
- 全体構造を俯瞰する
- ストリートレベルに近づく
- 建物配置やスケールを確認する
- 動線や広がりを体感する
といった行為を通じて、設計意図を直感的に理解できます。
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BIM・都市設計と3D空間展示の相性
BIMや都市設計データは、もともと「複数要素の関係性」を前提とした情報構造を持っています。
そのため、平面図よりもむしろ3D空間として扱うことで、以下のような利点があります。
- 空間スケールの直感的理解
- 複数建築の関係性把握
- 視点移動による設計意図の可視化
- 地形やランドスケープとの統合理解
- 都市全体の構造把握
これらは、静的な図面よりも「動的な空間体験」として理解されやすい特徴です。
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都市計画における“第三の共有形式”
都市設計の共有手段は、長く以下の2つに分かれてきました。
ひとつは図面・資料による設計説明。もうひとつはレンダリングや動画による完成イメージ提示です。
しかしこれらの中間には、「実際の空間として確認できる共有形式」がほとんど存在していませんでした。
Web上の3D空間展示は、その空白を埋める可能性があります。
設計を“静止画として見せる”のではなく、“空間として歩ける状態で共有する”という発想です。
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3DスキャンやBIMデータの活用
既存の都市模型やランドスケープ模型は、スマートフォンの3Dスキャンやフォトグラメトリ技術を使うことでデータ化できます。
代表的な3Dスキャンアプリについては以下で紹介しています。
https://daredemo-sr.com/column/3d-scan-biginar/
作成したglTF / GLB形式のデータは、そのままWeb上に配置することができます。
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どうすればだれでもショールームに載せられるのか
手順はシンプルです。
まず都市模型やランドスケープ模型、あるいはBIM由来のデータを3Dスキャンまたはエクスポートし、glTF / GLB形式で書き出します。その後、だれでもショールームにアクセスし、展示アイテムとしてアップロードします。
空間内に配置することで、そのままWeb上の都市展示・ランドスケープ展示として公開できます。
特別な開発やプログラミングは不要です。
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まずは1プロジェクトから試す
すべての設計を移行する必要はありません。
まずは卒業設計、コンペ案、あるいは一部の都市模型など、代表的なプロジェクトを1つ選び、Web上で空間として公開してみてください。
図面やレンダリングでは伝わらなかった「スケール感」や「関係性の理解」が、どのように変わるかを確認することができます。
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今すぐランドスケープを展示してみる
https://userdata-sr.daredemo-xr.net/
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